【ぼんやり曖昧な婚活を変える】<女性編>希望条件 設定のススメ

目次

見た目で選り好む女性会員(28歳)

こんにちは!婚活アドバイザーひろき(オオニシ)です。

私たちが運営している、オンライン結婚相談所「マリッジスタイル」では、会員さん自身で検索して申し込みをする他に、コンシェルジュからのご紹介に対して、お見合いを希望する/希望しないを決めることができます。

希望しない場合にも、
簡単にお断り理由を回答してもらうのですが、一番「おっと…..?」と感じてしまうのが

見た目の雰囲気“。

活動が長引いている会員さんの特徴の1つとして、希望条件の設定を適当にしてしまっていることが挙げられます。
明確な理由があるわけではなく「なんとなく」で決めている場合は、あまり宜しくない。
さらには、
見た目でこだわっている場合には、さすがにコンシェルジュからもツッコませていただきます。

見た目にこだわるのであれば、いくらでも選り好みできるマッチングアプリのほうが断然オススメです◎(私たちのほうでマッチングアプリ「CoupLink(カップリンク)」も運営しているのでぜひ!)

結婚相談所の良い点は「パートナー探しに真剣な方だけが登録している」ということ。
条件も見た目も整っている人は、すでに結婚しているかパートナーがいる場合が多いでしょう。

もし、結婚相談所でそのような人がいたのであれば、それはもう引く手あまた。

パートナーと生活を長く築いていく上で大事なことは何ですか?
見た目が一番?ノンノン。

人にもよるかと思いますが、居心地の良さ生活力ではないでしょうか。

「相談所といえど、見た目も重要視していきたいんじゃ!」という人でも、もちろん止めませんし応援します。
ただ、
コンシェルジュとしては短期間で気の合う相手と巡り会ってもらいたいので、(どうしても生理的に難しい場合以外は)申し込みを勧めています。

“ラブラブに生活できる相手を見つけるために” ではなく、”生存戦略的に相応しい相手を見つけるために” 。
今回は、
希望条件のうち2つの「年」の設定をピックアップしてお話しします。相手に求める条件を考え直すきっかけになれば幸いです。

申し込まない理由は、ない。

まず、そもそもなぜ申し込まないのか。
会員さんの理由を大まかに分類すると、このようになります。

③は、正直なところ仕方がないです。ただただ二人の希望条件が合致しなかっただけのこと。

①②に関して、「異なるから/タイプじゃないから申し込まない」を少し深堀りして、

「異なるから/タイプじゃないから[●●となると困るため]申し込まない」のではないでしょうか。

●●の部分について。結婚相談所での活動の目的は「成婚(退会)」。

「成婚となると困るため」?
ご安心を…….そんなすぐには決まりません………!

「マッチングして話さないといけなくなると困るため」?
一理ありますね。

ただ、ただですよ!
自分から申し込んだら確実にマッチングするわけじゃないんですよ……?相手もあなたを吟味してますよ……!?

失礼な話かもしれませんが、
多少希望と異なる相手とでも「お見合い」の場数を踏むことは大事。大事なんです(大切なことなので2回言いました)

それは、自分の希望に一致する人が現れたとき、なんならマッチングしてお見合いに進んだときに、好印象120%な振る舞いをするためにです。

(失礼な話ですが…)
練習は試合のように、試合は練習のように。
とはいえ、
「希望と異なるけど話してみよう」で申し込み&マッチング→当日に意気投合→成婚退会した人も多くいらっしゃいます。

1つ1つのご縁を大事にすることは遠回りのようで、実は成婚への1番の近道です。

2つの「年」から定まる希望条件

年収

男性に求める年収の決め方として、”自分がどんな生活をしていきたいか” を考えてみましょう。

もし、お子さんを望む場合。
HugKum編集部さんのアンケート調査によると、

Q.子ども一人育てるには、どれくらいの世帯年収が必要だと思いますか?
A.一番多い回答は同率の15.7%となった「400万円~499万円」と「500~599万円」

引用:HugKum「子育て家庭に必要な年収額は?平均世帯年収や子どもの人数別に理想の金額を調査しました!」

時と場合によって一時的にお仕事をお休みすることを考えると、400万円前後が下限のラインになってくるかと思います。
また、
大きな一戸建てに住みたい等、生活イメージによって求める年収額は変わってきます。

こう聞くと
「男性の年収なんて、なんぼあっても良いよな〜~」と思うかもしれません(分かります)。
ただ改めて、
なぜその年収が良いのか?その年収じゃないといけない理由は何ですか?

年収が高い男性であればあるほど、必然的に競争倍率は高くなります。
また可能性として、休日返上で仕事に力を入れており、家事の一切を任されることも無きにしも非ず。

なんとなくで決めていると「申し込む男性全員、競争倍率が高い」もしくは「自信を持って申し込みが出来ない」といった、活動期間が延びる要因になってしまいます。

希望条件の[年収]は、理由も説明できるぐらいまで考えてみましょう。

年齢

結婚相談所において、年齢が上の男性へのお申し込みだとマッチング率は高くなります。
というのも、
男性は自分よりも年齢が下の女性を求める傾向にあり、なかでも20代女性だと特に男性の希望条件に該当しやすいです。

[年齢]の上限に関して、
もし “お相手とのお子さんを望む場合” は1点考える必要があります。

それは男性の、不妊症・流産への影響の可能性がある年齢層について。

第37回日本受精着床学会学術講演会にて、30代後半と40代前半で「精子運動率」「高速直進運動精子率」に明らかな差があると発表されました。

引用:産婦人科クリニックさくら 院長ブログ「40歳を過ぎると精子は劣化する 〜第37回日本受精着床学会学術講演会で発表〜」

30代後半を目安に精子は老化していく危険性があるとのこと。
喫煙の有無など、日々の生活習慣も関係しています。男性側で検査を受けてみないと分かりません。

しかしながら、
男性の年齢層によっては不妊症・流産への影響の可能性がある、ということは念頭に置き、どうしても叶えたい希望に合わせて[年齢]を設定しましょう。

まとめ

希望条件の設定は、まだ見ぬ理想の相手をイメージしながらなので多少なりともワクワクしますよね。

コンシェルジュとしては、
理想に合致した相手と結ばれてほしい!” と思う一方で、”1つでも多くのお見合いの場をご用意したい…!” とも考えてしまいます。

「希望条件を広げてみませんか?」と提案するのは、何も意地悪からではありません。

自分が相手を「選ぶ」意識でお申し込みをするよりも、自分が「選ばれる」可能性が高い層に注目している会員さんのほうが、上手に婚活を進めています。

理想と現実のちょうど良いラインを考えるのは、おそらくグッッと悩むでしょう。
ひとりで悩むよりも、誰かに話しながらのほうが整理できることもあります。

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