<向いている活動はどっち?> 結婚相談所 or マッチングアプリ

目次

男性(32歳)からの相談

こんにちは!婚活アドバイザーひろき(オオニシ)です。
先日のカウンセリングで男性(32歳)よりこのようなご相談がありました。

『この年まで恋愛経験がほとんど無いです。高校も男子校で、大学も工学部だったので女性と接する機会があまりありませんでした。コロナ禍前は街コンに2,3回参加しましたが、今はマッチングアプリをメインで使っています。35歳くらいまでには結婚したいなって考えているのですが、結婚相談所とか使ったほうが良いのでしょうか?』

結論

恋愛経験が少ない人こそマッチングアプリよりも結婚相談所が向いています

それぞれのメリット、デメリットをもとに解説していきます。
ぜひ今後の活動の参考にしてくださいね!

結婚相談所とマッチングアプリの違い

結婚相談所のメリット

結婚に対して真剣な男女だけが登録

入会にあたっての審査、書類提出があります。
書類でいうと「身分証(免許証)」「独身証明書」「収入証明書」「学歴証明書」の大体4種類(※相談所によって必須ではない書類も有り)。

これは、勧誘目的・既婚者の人のフィルターになり、紹介される人・会う人は全員結婚を考えていると、安心して活動できます。
「独身証明書」は相談所をきっかけに知る人が多く、本籍地のある役所で発行されます(代行サービスを用意している相談所もあるので是非チェック!)。

コンシェルジュが何かあったときに助けてくれる

何かあったとき、それこそ「マッチングしたのにフェードアウトされた」「お見合い当日にドタキャンされた」ときに、助けてくれる存在が居るのは有り難いですよね。
なお、もしもの場合も見越して罰則金が設定されていたりコンシェルジュ間で連携しているので起きることはあまりありません。

また、基本的にお見合いが成立するまでは、コンシェルジュがお相手(のコンシェルジュ)とやり取りをします。
そのためマッチングアプリと比べて、マッチング後のスピード感や効率は異なります。また、両親や友人にも話しにくい、日々の相談にも乗ってくれるのもポイントです。

結婚相談所のデメリット

お金がかかる

初期費用(入会費、月会費、お見合い費.etc.etc…)が結構、かかります。相談所によっては成婚退会時の費用も発生します。

今まで街コン・婚活パーティー・マッチングアプリを使ってきた人が「よし!相談所に登録しよう!」というのは相当勇気が要るのもよく分かります。実家に帰省して両親から「いい人いないのか?」と聞かれたときなど、きっかけがないとなかなか踏み切れないですよね。
ただ、
時間は有限。経てば経つほど億劫になって平気で1年、2年経ってしまう。また、年齢相応に相手の希望条件も変えていく必要がある。

もし、どうしても金額がネックなのであれば「オンライン結婚相談所」をオススメします。店舗を設けていない分、入会費・月会費が1万円台と、通常の結婚相談所より安く活動できます。

サービス内容やコンシェルジュの有無、ルールが異なるのでぜひ一度、無料カウンセリングを受けてみてくださいね。

結婚相談所に向かない人

年収に自信が無い(※特に男性)

女性会員は収入証明書が必須ではない場合が多く、ほとんど未記載となっていますが、女性のほうが年収/学歴ともに立派で、男性よりも稼いでいる場合があります。
「年収が高いほうが結婚後に経済的に余裕のある暮らしができる」と考えるため、婚活で男性へ高い年収を求める傾向にあります。

年収にあまり自信がない場合は、年収以外の部分で結婚後のメリットを伝えなければなりません。

例.

女性からの「経済的に大変かもしれない」というイメージを覆せるようなメリットをプロフィール内に記載することは必要不可欠です。

諦めるのが早い

結婚相談所に入会して1~3ヶ月で相手が見つかって成婚退会、というケースは多くありません。人によっては半年~1年は活動しています。
安くないお金を払って成果が出ない状況は、勿論しんどいですよね…。
ただ、
今まで恋人が居なかった人が入会して劇的にモテ始めるのも不思議な話。
現に、改善をしながら根気強く活動している人が成婚退会をしています。

どうすれば成果(マッチング、お見合い成立)が出るのか?」を考えて動くことが難しい人には、結婚相談所はあまりオススメしません。

マッチングアプリのメリット

気軽に始められる

数分の入力が完了すれば当日のうちに活動を始められます。また女性は無料だったりと、1つに固執することなく複数の同時進行も可能です。

すぐに結果が出やすい

登録直後(特に女性)はたくさん異性から”いいね”が送られます。
あえて自信をつけるために登録して自己肯定感を高める、という人も…。優先順位をつけて、複数人とやり取りすることが可能です。

マッチングアプリのデメリット

プロフィールに書いてある年収や職業に嘘がある

プロフィールの内容は、基本的には自己申告制のため、例えば、身長164cmを身長168cmにしたり、年収300万を年収400万にと盛ることができてしまいます。
もしくは、勧誘目的や既婚者の人が紛れ込んでいる可能性もあります。騙されないようにするためには、本人認証のある審査制のマッチングアプリを選びましょう。

マッチング後にフェードアウトされる

ボタン・スワイプ1つでアプローチが出来るマッチングアプリ。
プロフィールを数十分かけて見てから、”いいね”をする人はあまりいません。

気軽な分、真剣度も薄いためマッチングした後に熱が冷めるのも早い。良い感じだったのにいつの間にかブロックされていた、なんてことも日常茶飯事。
片方が消極的だとすぐに音信不通になり、流れてしまいます。

マッチングアプリに向かない人

受け身で積極性がない

メッセージで仲を深める→デートが一般的な流れですが、マッチングアプリはあくまで、会うためのきっかけに過ぎません。
上手な人はマッチングしてから1,2日で会う約束を取り付けて、会って初めて恋人として関係を深めていくか考えると、フットワークがとにかく軽い。

「しばらくメッセージでやり取りして仲良くなってから…」だと遅いかもしれません。
その間に他の異性に先を越されてしまいます。

メンタルが弱い

フットワークが軽いほうが良い、とは分かりつつも、共通の知り合いもいないし、どこで何してるか分からない人と会うのはシンプルに怖い。
慎重になる気持ちもよく分かります。
ただ、
どんなに気を付けていても交通事故的に変な人と出会っちゃうことはあります

そのときに「エピソードトークが出来た♪」「次のひと、次のひと!」と動けるバイタリティーが何よりも大事になります。落ち込んで立ち直るのに半年や1年かかるのであれば、初めからやらないほうがいいかもしれません。

まとめ

相手の容姿にこだわりがあり、恋愛がしたい人はマッチングアプリ、
結婚生活のイメージがあり、条件に合った異性と出会いたい人は結婚相談所がオススメです。

イメージとしては、
「身体を鍛えたい!」となったとき、マッチングアプリが「自宅や公園で試行錯誤しながらのトレーニング」だとすると、
結婚相談所は「器具が整っている空間で指導してくれるパーソナルジム」。かかる時間も効率も違います。

「街コンやマッチングアプリを活用してきたけど、結婚に真剣な方だけと会いたい…」と、ちょっとステップアップしたい方向けに、コンシェルジュと二人三脚の、オンライン紹介制サービス「マリッジスタイル」を運営しています。
「自分がどこで活動するべきか」といったお悩みでも構いません。

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